運弓するときに胸骨をどう使う?……「しなくていいこと」を見つけるには

ヴァイオリニストのためのアレクサンダー・テクニーク覚え書き

 昨日は、ユカ先生によるアレクサンダーテクニークのグループレッスン。

残り15分くらいになって、バイオリンを演奏してみました。

チューニングを済ませて、タイスの瞑想曲をひきはじめました。
そして途中で終えました。
ユカ先生から声がかかりました。

「これでみんなへのプレゼントってことにして終わってもいいし、レッスンに入っていってもいいよ?」

そういえばクリスマスの夜だったわけで。
なんとなく、探求してみたかったのでレッスンに入って行きました。
指摘を受けたのは「胸骨」
弓を動かすために腕を動かしていたのですが、反動なのかなんなのか胸骨が連動して何かをやっていたようです。アップボウ(上げ弓)のときには胸骨を後ろに押しやって、ダウンボウの時には胸骨が元に戻ってきている……動きの大きさはわずか数ミリ程度。恐るべしアレクサンダー教師。
腕の動きは、胸骨とは独立していることを教えてもらいました。
腕が動くときに、胸骨はどう動いてもいい
※「動いちゃいけない」ではないのがミソ。
いつも忘れがちな胸鎖関節や鎖骨の存在も思い出すことができるし、三角筋の働きが自由になりました。音の変化としては、ザラザラ感が減ったみたい。いい感じです。
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