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音楽家のための アレクサンダー・テクニーク入門
ペドロ デ アルカンタラ 春秋社 2009-03-26
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「結局のところ、アレクサンダー・テクニークってなんなんだ！！」
僕が実際に買って読んだアレクサンダーテクニーク関連書籍はどれもこれも、一度読んだだけではわかりませんでした。例えば、冒頭に掲げた『音楽家のための アレクサンダー・テクニーク入門』は、分厚いわけですよ。目次を読むだけでも大変！
ですが、あえて…特に弦楽器奏者にとって理解しやすいだろうな、というものを3冊選んでみました。
これからアレクサンダーテクニークの勉強を始めてみよう！と関心を持っている人だったら、末永く役に立つだろうと思います。弦楽器奏者に限らず、音楽をする人には誰でもおすすめできるものですよ。
選んだポイントは次の2つ
・アレクサンダーテクニークが何なのかをざっくり書いてある
・アレクサンダーテクニークの自習、復習のガイドになる
◎まずこちら。
一番の特徴は、紙上でレッスンを疑似体験できること。
レッスンを対話形式で収録しています。
巻末には、鴻上尚史さんと著者・小野ひとみさんとの対談が収録されています。
☆Amazonの中古が安く買える時が狙い目（数百円のときがあります）
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アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン
小野 ひとみ 春秋社 2007-08-22
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▼次はこれ。「ひとりでできる～」と書いてあるけど、一度レッスン受けたほうが理解が深まります。内容は、アレクサンダーテクニークの歴史から、ひとりでできるエクササイズの紹介まで。バイオリンの上達に役立てたいとか、パフォーマンスの改善を探求したい場合は、一度でもいいからレッスンしてくれる教師を探すのが得策。
流派にも言及しているので先生探しの参考書ともいえます。
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ひとりでできるアレクサンダー・テクニーク―心身の不必要な緊張をやめるために
ジェレミー チャンス 誠信書房 2006-06
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▼3冊目は、音楽家向けに書かれた「からだ」の解説書。
弦楽器奏者に限らず、管楽器・打楽器・鍵盤楽器を少しでもやったことのある人にはおすすめ。
楽器別の気をつけたいポイントが書いてあるのがいいです。
楽器演奏が痛みを引き起こしているような人にはオススメしたい。
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音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと―アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング
バーバラ・コナブル,ベンジャミン・コナブル 誠信書房 2001-01
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この他にも日本語の本が出版されています。
でも、わかりやすさと何回でも読み返して使えるという点でこの3冊はずば抜けていると思います。
他の本もありますが、かなり深く突っ込んだ内容になってます。
気の利いたアレクサンダーテクニーク教室ならこれらの書籍を備品として持っているので、見学の際に一度読んでみることをオススメします。
