【楽器の掃除は何をする?】~掃除の手順で見落としがちなこと

 こんにちは、いちろーです。

前回の記事では、掃除をラクにするために私が心がけていることを紹介しました。
今回は、掃除をするときに見落としがちなことを考えてみます。
掃除って、何をすることでしょうか?


掃除をするとき、あなたは何をしますか?

ちょっと思い浮かべてみてください。
……
思い出していただけましたか?
ここで思い出して欲しいのが
「掃除とは、何をすることなのか」ということです。
前回の記事にも書きましたが、掃除とはほこりや汚れを落とすことです。
すると、掃除をするときに必要な最初のことは何でしょうか。
それは、掃除したい場所を観察することです。
どう観察するのでしょうか。
・ホコリや汚れを見つける
・ホコリや汚れの正体を考える
・ホコリや汚れの規模はどれくらいか見極める
ざっとこれくらいで充分と思います。
書きだしてみると随分大げさになっていしまいました。
要するに、「まず、よく見ましょう」ということです。
・それが何なのか
・付着しているのか、染み込んでいるのか
をチェックしましょう。
バイオリンの場合、よくある汚れは
・松やに
・汗
・皮脂
・唾液(楽器を構えたまま会話することの多い人は飛沫が付着します)
です。
バイオリンの表面は、基本的にニスに覆われています。
上記の汚れは、付着したばかりであれば表面に乗っているだけでしょうから、使い終わったときに柔らかい布で拭き取ることができます。
この時気をつけたいのが、ゴシゴシこすらないということ。
代わりにどうやればいいかというと、
バイオリンの表面に付着しているホコリや汚れを、布に乗せかえるイメージで拭いてみてください。付着したばかりのホコリや汚れというのは、それだけでも十分に拭き取ることが出来ます。
ニスが曇ったようになってしまっていて、ツヤツヤピカピカにしたい場合は、信頼できる職人さんに相談してみてはいかがでしょうか。
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