「練習したくない」という悩みについて考える~地獄のような泥沼から抜けでるには?

 こんにちは。いちろーです。

今回は、悩み多きヴァイオリン演奏愛好家であるIさんの実体験を元に「悩み」について考えてみます。
Iさんは、悩んでいました。
・なんだか練習する気にならない
・思ったように弾けないことばかり
・でも、演奏会本番のために曲をさらわないと迷惑かけちゃうから練習しなきゃ
・でもでも、いろんなことが気になって練習に身が入らない
という具合です。はたから見ていると、なんだかドツボにハマっている感じです。
でも本人にしてみれば大変なことです。
好きで始めたはずのヴァイオリン演奏が、自分をストレスから解放してくれるのではなく、悩みを引き起こしているのですから。
(Iさんには気の毒ですが……)ちょっと面白いことだと思いませんか?
好きなはずなのに、そのことで悩んでしまって、嫌になってしまう。
ひとつずつ考えてみましょう。

悩み多きヴァイオリン演奏愛好家Iさんの悩みは……

・なんだか練習する気にならない

ということでした。
Iさんとのインタビューを紹介しましょう。
もちろん、ご本人の許可をもらってここに書いていますよ。
どうして練習したくないの?
――思ったように弾けないから。
おやおや?練習するのって、弾けないことを弾けるようにするためだよね?
――でも、思ったように弾けないのはツラい。
じゃあ、ヴァイオリンを弾いていて、楽しかったり嬉しくなったのはどんなとき?
――自分の知らなかった練習方法を教えてもらった時とか、新しい曲を勉強することになったときとか。どうやったらうまくいくか試行錯誤していたら時間がたつのも忘れちゃうんだよね。あと、いままで出来なかったことができたときなんか最高に気分がイイね。
それは面白いね!
――えっ、何が面白いの?
さて、インタビューにはまだ続きがあるんですが、今はここまでにしておきましょう。
最初にI君は「思ったように弾けない」ことを「悩み」だと言っていました。
でも、I君は「試行錯誤していたら時間がたつのも忘れちゃう」とも言っています。
「思ったように弾けないこと」に対して、時間がたつのを忘れるほどに打ち込めるだけの熱意をI君は持っていることになります。
そうすると、どうやらI君の悩みの原因は、「思ったように弾けない」こととは違うところにありそうですね。
では、なぜ練習したくなくなってしまうのか。
練習したくないときは、練習しなければいいのに。
「練習しなくちゃいけない」
……それって本当?
誰がその練習をあなたに強要しているのかな?
続きはまた今度。
※「私の場合は、こういう感じです」という体験談があればお聞かせくださいね。
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