20080420:オケ。

ひとつ本番。
周りはほぼ全員プロ。
ミュージカル女優さんが歌うステージ。
クリティカルなトラブル発生。
実は、オケのステージが始まる前にマイナーなトラブルが、私の身に降りかかった。イスの上に謎のマイク。ステージ担当の人に申し出て対処してもらった。
いま思えば、あれは指揮者用のものだったのでは?
……。
人は感動しますと、心の動きが平常でなくなります。
感情があふれ出ることもあるし、あまりの感動に我を忘れてしまうこともある。
ステージに立つからには、オケの一員として席を占めるからには……自分が受けた感動は感動として素直に認めて、しかし、自分の領分はあくまでも失わずにいたい。
音楽は、人生そのもの。
同じ瞬間は二度とやってこない。
だから、今、まさにやってくる大切な「次の一瞬」に悔いを残さないために、また練習をしよう。
指揮者とコンマス。
絶対に揺るがぬ二つの車軸。
決して空回りすることのない噛み合ったギア。
すごいものを見せてもらった。
……と、本番の夜、帰宅後にここまで書いて投稿。
mixiにも同じ内容を書いたつもりだが、読み返して比べると読んだ人が受ける印象はまったく違うかもしれないとも思った。
トラブルのこと、
センセの背中のこと、
階段を上るセンセのこと、
焼いて、叩いて鍛える。
それを避けて、ヴァイオリン独学。
どうしようもなくなって、指導を受けにいく。
この行き詰まりが、地獄の苦しみ。
打開!打開!

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