【レッスンを活かす】忘れがちだけど簡単かつ重要たった1つのポイント

 バイオリンのレッスンに通っていると、1回のレッスンでずいぶん色んなことを教わります。先生側も、大人相手のレッスンとなると「一度のレッスンでたくさん言えば、言った分だけしっかり練習してくれる」てなことで、30分〜60分ほどの個人レッスンのなかで盛り沢山に教授してくださることが多いです。

 この盛り沢山な内容をどうやって活用すればいいんでしょうか。どうすれば自分の成長の役に立てることができるんでしょうか。

レッスンを最大に活かす、忘れがちなもっとも簡単な方法

 逆説的ですが、「これだ!」と思ったこと以外は、全部受け流しちゃいましょう。ほんとうに必要だと思ったことだけを持ち帰って、次のレッスンまでひたすら繰り返します。これだけです。

 30分とか60分間のマンツーマンレッスンというのは、生徒として受けてみるとかなりの学習内容が流し込まれてきます。それは生徒自身が自覚している以上に濃密な内容です。目からも入ってきますし、耳や肌からも、それこそ浴びるようにして刺激を受け取っています。

 自覚している・いないに関わらず受け取っているというのがミソです。だからこそ、レッスン中にくたびれてしまったり、眠くなったりしてしまうこともあるのだと思います。……退屈なせいで眠くなるってことはあるのかも知れませんが……

 長時間のレッスンを記録しておいて、そのすべてを復習するというやり方もあります。たしかに、これも大事な取り組みといえます。しかし、より短時間でより効果のあるレッスン活用をめざすならば、レッスン中に「これだ!」と思ったアドバイスだけに注力してひたすら繰り返すのがもっともおすすめです。

「言われたとおりにする」ってどういうこと?

 問題の改善に効くアドバイスを得たなら、それを一字一句変えずに自分に言い聞かせて実践することが大切です。ほんの小さな言葉の違いによって、アドバイスの効果が得られないことがあります。先生というのは注意深く言葉を選んでくれていますから、先生の指示を一字一句そのまま書き留めたらその場で復唱するなどして先生に間違っていないか確認しましょう。これ、すごく大事ですよ。

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