歯医者さんから「おじいさんの歯だね」と言われたいちろーた(@ichiro_)です。
バイオリンを弾く時に、力を入れすぎてしまう。そんなときに力がちょっと抜ける方法をご紹介します。演奏しながらでもできるんで、練習の時にでも試してみてくださいね。でも、うまくいかなかったらごめんなさい!
ショックな歯医者さんのヒトコト~「おじいさんの歯だね」
歯医者さんで「おじいさんの歯だね」と言われたのは、僕がバイオリンを弾く時に普通の人よりも力を入れてしまってるんじゃないかってことを言いたかったそうです。
「噛み締めてる時間が長いせいで、歯の磨り減り方が年齢のわりにひどい。しかも歯を支える骨までもお年寄りみたいな変形がはじまっている」とまで言われました。脱力しなきゃ!っておもいましたよ。
そもそも脱力って何かって言うと……必要な力は使ってイイ……ってことなんですよね。でも、つい力が入りすぎちゃうこともあります。力の入れすぎに気づいたときにどうすればいいのでしょうか。そんな時に試してみてほしいことがあります。
楽器からアタマを離してみる
オススメしたいのは、楽器を頭から離してみること。顎あてに載せていたアタマを、そっと浮かす程度に離してみてください。そして、浮かしていたアタマを、バイオリンの位置に沿うように、そっと置き直す。これだけです。
応用編!?~左手や右手でもやってみる
たとえば、弦に触れている左手指を上に持ち上げて弦から浮かせてみたり、弦から離れない程度に指を持ち上げてみたりもできます。弓を持つ右手の指……たとえば中指……を浮かせてみたり、弓の棹の上で滑らせてみたり。これは他の指でも試せます。動きの中で遊んでみると、自分の中にあるこびりついた固定観念を、こっぱみじんに打ち砕いて取り除けたりしますよ。