【過去記事から考える】右手・右腕・ボウイング(Bow-ing)~ヴァイオリン・テクニックの基礎

 過去記事の中から、ヴァイオリン・テクニックに関するものをまとめました。

今回は、特に右手・右腕・ボウイング(Bow-ing)に関する記事をとりだしました。
参考になれば幸いです。

弓を持つ

弓を持つのは何のため?=弓を動かすため
弓を動かすためには何が必要?
・弓と身体の接触(接続)
・指、手首、肘、胸鎖関節などを含めた「腕」本来の動きが阻害されないこと
  1. 【弓の持ち方・その1】~型は何でもいい、弓を招き入れる
  2. 【弓の持ち方・その2】~指でつかまない
  3. 【弓の持ち方・その3】~手のひらで迎えて、指先で包む

弓を動かす=こする

弓を動かすのは何のため?=こするため。
こするためには何が必要?
・弦と弓の毛の接触
・弓の毛を動かす
弓の毛を動かすためには何が必要?=モノを動かすとは?
・動かす=運ぶ=仕事
・仕事=移動距離×力の大きさ
 ※移動距離……弓を使う長さ
 ※力の大きさ……毛を動かす力
と考えればよさそう。
アレクサンダーテクニークの教師が「毛を動かせ」という言い方をするのもうなずけます。

「こする」原動力をどこから与える~右腕だけ?

こするために必要な動きをどのように作り出せばよいか。
次の2つの実験をしてみるとよい。
・右腕がこする=右腕以外の全身を固めて、右腕だけでこする
・右腕以外がこする=右腕だけを固めてそれ以外の全身を使ってこする
この2つを交互に数回ずつ試してみる。
その後に、どちらも好きなように組み合わせて使ってみる。
ボウイングは、右腕の動作が目立ちやすいのだが、右腕が最大限の自由を獲得できるように全身がサポートするのが理想だ。
◆参考 ~「腕はどこからどこまで?」
YouTube動画「吹奏楽×アレクサンダーテクニーク~錦城学園・肩こりサヨナラ」

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