こんばんは、いちろーたです。
去る2012年8月29日(水曜日)に、師匠のリサイタルを聴きに行ってきました。
『夏休み!親子で楽しむプロムナードコンサート たのしっくの会』と銘打たれたこのコンサートには、子どもたちだけでなく、子育てに奮闘するパパさんママさんに、そして、ジジ様ババ様も一緒に、「できることなら家族まるごと全員に音楽の感動体験を届けたい!」という師匠の思いを感じます。
会場は小金井市民交流センターの小ホール。JR中央線「武蔵小金井駅」南口に新しくできた建物です。
さて。演奏会場に着いたら、ちょうど1曲目2曲目が終わったところで、おはなしの真っ最中でした。
作曲家や作品の演奏にまつわる体験が語られてゆくごとに、わが師匠の経歴の奥深さを感じます。
受付で手渡されたプログラムを開いてみると、名曲集とも呼べそうな知名度の高い小品で構成されています。
よくよく読んでみるとヴァイオリンの共演者がいるのですね。
80歳の老師と、12歳の少女の共演ですよ…。まぁびっくり。
- ガボット……ゴセック
- メヌエット……ベートーヴェン
- ユーモレスク……ドボルザーク
- 家路……ドボルザーク(以上、師匠)
- ガボット……バッハ(少女)
- アレグロ……ハイドン(少女、師匠)
- ***ここで休憩***
- シシリアーノ……フォーレ
- 愛の夢……リスト
- 愛の悲しみ……クライスラー
- 愛の喜び……クライスラー(以上、師匠)
- スペイン交響曲1楽章……ラロー(少女)
- ハンガリアンダンス第5番……ブラームス(少女、師匠)
- ハンガリアンダンス第6番……ブラームス(師匠、少女)
名前を見て、またまたびっくり。後輩・のんちゃんの娘さんです。
娘さんのソロ演奏は2曲ありました。
・バッハの無伴奏パルティータ第3番からガヴォット
・ラロのスペイン交響曲から第1楽章
それぞれ楽しませてもらいました。
バッハの無伴奏は、ひとことで言うと、音楽できることの喜びそのものが溢れてくる感じ。
この子は、本当に好きでヴァイオリンを奏でているのだなと思いました。すてき。
ラロのほうは、ゾクゾクしました。音域を広く、跳躍しまくるんですが力任せではなく、流れをコントロールして、聴いている我々を誘っているかのようです。
フルサイズのヴァイオリンを使うようになったらどんな響きが生まれてくるのかと思うと、さらにゾゾゾと慄いてしまうのでした。
お目当ての、師匠の演奏ですが、ヒトコトでいうと…音程がいいなぁ、と(←おい、そこか!
何の心配もなく聴いていられる。音楽そのものを楽しむことができました。
(だって、まだ若いのに音程ヨレヨレという人もいるじゃないですか)
が、やっぱりカラダの使い方に目が向かってしまいます。
虚飾がないんですよ。視覚にアピールするための動きというのはなくて、音を作り出すために必
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