2008-0102:Vn.&Pf.:新年会(ホームコンサート)

お隣のKさんからお誘いをいただき、夕ご飯をごちそうになってきた。
新年早々にお邪魔するのはいかがなものかと思いつつ……。
K家の皆さんは、音楽大好き。私が先日のコンサートにご招待したところ、全員揃って聴きにきてくださったのです。
「てっきり、一番後ろで小さくなって弾いているのかと思ってましたよ」
「『エロイカ』を全部通して聴いたのは、初めてでした」
「シューベルトの歌というのは、何度聴いても心にしみますね」
「フルートはEriちゃんもやっていて、興味津々だったんです」
などなど、コンサートの話だけでずいぶん話し込んでしまいました。
ご主人も普段にない感動を味わったと喜んでくださったようで、ご令嬢Eriちゃんは「お父さんが泣いてるのなんて、初めて見た……」と、驚きと感動とを語ってくれました。
そのEriちゃんがピアノをやっているということは、前々から知っていた話だったのです。「せっかくだから、なにか一緒にやりましょう!」と、この日はバイオリンと譜面台と、そして伴奏用のピアノ譜まで持ってきていました。
一緒にやったのは、
シチリアーノ
花の詩
いずれも「バイオリン名曲31選」に収録されているものだ。
チゴイネルワイゼンをリクエストされたのだけれど、弾けず。
さらう目標というか、新しい課題を突きつけられてしまいました。
Eriちゃんは、音大受験を目指してピアノを勉強してきたものの、人生の師匠や身近な先輩たちと語り合うなかで、違う進路を目指す決意をしたとのこと。青春は、人生の一生の土台。いい人と巡り会って、素晴らしい人生を進んでもらいたい。
元旦のカルテットでの祝賀演奏に続いて、小さなホームコンサートでの演奏だった。
「生で聴くバイオリンって、いいねぇ」
とは、Eriパパの言葉。
2008年は、「これぞバイオリン」というレパートリーの核になるものに挑戦していこう。

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