フロアミーティングとデート

フロアミーティング開催日。
日勤おわりの挨拶もそこそこに
「じゃあ、18時からなんで、ぼちぼちいきましょう」
「は、はい(なになに?何があるの?)」
なんてやり取りをしつつ、時間無制限バトルロイヤル1本勝負のフロアミーティングに参加する運びとなったしゃけです。こんばんは。
おかげで、今日予定していた予定が2つも飛んでしまいました。ダブル・ブッキングしてしまった私が悪いのです。うえ~~ん。しかし、ホワイトボードにはフロアミーティング開催のことは何も書いてないし、朝の申し送りでも触れてなかったんです。ということは、ミーティングがあることは、忘れずにいて当たり前ということなのか!!!
そういえば、勤務表に、他のイベントと同様の扱いで掲載されていたね。自分には関係ないことだと、決めつけて見過ごしてしまった自分が憎い。
フロアミーティングは、毎月1回開催されている会議。フロア職員が一堂に会する貴重な機会でもあります。貴重なだけあって、内容は重要なんです。お客様への処遇やらなんやらを検討し決定するんです。
毎月、決まった日程があり、基本的に全員招集されます。このミーティングへの出席については手当が支給されません。基本給に込みなのかどうか明言されていませんが、暗黙の共通意識として「サービス残業」ということになっているようです。「基本的に全員招集」というのは、勤務中や夜勤明けの人は出席免除なのです。
フロアミーティングの内容は、お客様の処遇検討や、業務改善、事故対策や予防、他にもこまごまあり、職務範囲をすべて網羅しています。ならば、出席の義務があるのは当然と言えましょう。しかし、私が所属するフロア職員間には「サービス残業」という意識が蔓延しているようです。

(1)「用事があるなら、出られなくても仕方ないですよ。」
(2)「残業代出ないんですよね~。きついっすよ。」
(3)「あんなの出なくていいですよ。時間の無駄ですから。」
という声を実際に聞くわけです。
それぞれのコメントについて、ちょっと考えてみます。僕なりに。
(1)「用事があるなら、出られなくても仕方ないですよ。」
これは、ミーティングはまた次もあるし、何回かに一回出られればいいでしょう。気楽に行きましょう、という姿勢なのかな。
「毎月やってるんですよ~」
としか私は知らなかった。
毎月第3週の水曜日開催なら、そう示してほしいものだ。そうすれば「先約」などということは、欠席事由としてあり得ないのだから。
他に用事さえあれば欠席してよいなら、そんな会議なくしてしまえ。
他の用事をどうにかして集う、そういう会議にしよう。
(2)「残業代出ないんですよね~。きついっすよ。」
残業代って何?
もしかして、毎月やるのが当たり前だから、基本給に含まれてる?それとも資格手当に?
休みを返上して参加する私服の人もいるから、労働とは見なさないのか?無償ボランティアなの?だって、ぼくらプロとしての知識や技能を買われてるんでしょう?
時給制じゃないからミーティングの分の給料がどこから出てるか、わからないよ!
(3)「あんなの出なくていいですよ。時間の無駄ですから。」
時間の無駄になるような会議を放置しておくことが、ますます自分の首を絞めるのにわかってない。時間を無駄にしないために、最短の時間でゴールする方法をさがすことだ。そうすれば、繰り返される日常のルーチンワークのなかから、お互いに時間が生み出される。その知恵を出し合うことこそが会議の目的なのに、と思う。
働くこと、とは、現状を打ち破ること。
惰力では、いつか止まってしまう。
目に見えない空気は、立ち止まっていればなんでもない。
しかし、前進すれば壁となり向かってくる。
目的を持って進めば、日常ありふれたことでも、大きな障害となって視野に飛び込んでくる。
たゆまぬ向上心を持って進もう。
うーん。抽象的なシメだ。
おなかへった。メシ食おう。

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