脱・ヴァイオリン初心者~あがらないためには?度胸をつけるには?

せっかくのバイオリン演奏、失敗したくないですよね?
バイオリンを演奏するとき、かならず成功する方法があります。
今回は、そのことについて少しだけ書きます。
バイオリンの演奏をするとき、あなたは何を考えていますか?
バイオリン演奏で大事なことは、どんなことでしょう?
バイオリンの演奏を、人に聴いてもらうとき、何に気をつければいいのでしょう?
今回は、結論を書きます。
バイオリンを演奏するときには……、
歌うことだけを考えます。
それだけです。
他には何もいりません。
歌いたい!
これだけあれば、必ずうまくいきます。
以下は補足として書きます。
まず、失敗する具体例を書いておきます。
「今日は大切な人が来ているから、その人に聴いてほしい」
「平和への祈りをこめて演奏します。聴いてください。」
……こういうのは、失敗します。
なぜならば、他人の評価を求めているからです。
自分以外の人に、なにかリアクションを期待すると失敗します。
業界用語で言うところの「ウケ狙い」です。
あくまでも、あなたの本性を発揮するところに、あなたの音楽の真髄、芸術の意義が備わってくるのです。
あなた自身が、飾らないそのままで、ユニークな存在(他にない唯一無二の存在)だからです。
誰かの発言に対して、社交辞令を駆使することと、飾らずリアクションすることを比べてみてください。
あなたの飾らないリアクションと、社交辞令とでは、発言者に与えるショックはどっちが大きいですか?
芸術の影響力も同じことです。
だから、まず自分が「歌いたい」という気持ち、欲求、衝動を大切にしてください。
やりたくないときは、やらない。
それでいいじゃないですか。
自分と向き合うことが大事です。
鏡を見ること。
録音を聴くこと。
師匠の厳しいレッスンを受けること。
辛口の友達に録音を聴かせること。
ついつい、こんなふうに考えてませんか?
鏡を見ること。
「誰かが見たらおかしいと思わないだろうか?」
録音を聴くこと。
「へたくそだなぁと思われないだろうか?」
師匠の厳しいレッスンを受けること。
「見込みのない弟子だなぁと思わないだろうか?」
辛口の友達に録音を聴かせること。
「絶交されはしないだろうか?」
鏡を見ること。
「私が目指す姿と、何が違うのだろうか?」
録音を聴くこと。
「私が作ろうとした音と、何が違うのだろうか?」
師匠の厳しいレッスンを受けること。
「私は頂上(目的地)に向かって進んでいるか、後退していないか?」
辛口の友達に録音を聴かせること。
「世界中を敵に回しても、私は歌うのか?」
私は、すべてを乗り越えるために、まず自分自身を打ち破る。
あなたにも、それができる。
ともに歌う日が来ることを楽しみにしています。

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