マーボドーフ(麻婆豆腐、まーぼどうふ)の作り方を、母にレクチャーした。
肉を炒める。
にんにく・しょうがを加え炒める。
みりんを加える、焦がさないよう注意。砂糖でもいいんだろうけど、僕はみりんのみ。甘みが少ないと、辛いだけの食べ物になります。
醤油・味噌を加える。
豆板醤入れるなら、このへんで。
刻んでおいたネギを投入、白いままのネギが好みなら、スープを注いだあとに。
スープを注ぐ。
→スープをわざわざ作らないので、だしの素(中華スープの素、カツオだしなど適宜ブレンド)をいれて、フライパンへお湯を注ぐことが多い。
豆腐を投入、煮る。軽く攪拌しながら。
煮えたら水溶き片栗粉でとろみをつける。
トロミがついたら、飾り油をする。
※飾り油は、ゴマ油を適量(炒め油よりは少ない)鍋肌から。
最後のダメ押し、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
山椒の粉をお好みで。
◆メモ◆
・テンメンジャン(中華用の甘味噌)は使わないの?
→テンメンジャンは買うと高いんですよね。みりんと味噌で作るほうが、安上がり。おふくろの味っぽく仕上がります。
・肉を炒めるときに、酒を使うといいです。
→まずい肉もそれなりにおいしくなるし、おいしい肉はますますおいしくなる。
・好きなものはたくさんいれちゃいましょう。
→ネギが好きな人は、ネギをどっさり。豆腐が好きなら、豆腐をどっさり。にんにくが好きならにんにくをどっさり。
→にんにくのにおいが気になる人は、にんにくを控えてしょうがたっぷりでもおいしいですよ。
・「にんにく・しょうがは肉を炒める前」ってホント?!
→チューブタイプ・瓶詰め等、おろしにんにくを使うなら、肉がある程度炒まってから混ぜたほうが失敗しません。
・辛いのが苦手なんですけど……?
→唐辛子が苦手な人は、豆板醤をまったく使わない麻婆豆腐をおすすめします。辛さを山椒だけにすると辛さマイルドながらも、ピリリと本格風味になります。私の母は、山椒だけで辛くしたときは食べてくれます。