S.イッサーリス シューマン・プロジェクトより「室内楽コンサート」

しゃけです。今日は疲れてます。
二日続けて横浜に行ってきたですよ。
昨日は、県民ホール。
今日は、文化会館。
で、県民ホールはイッサーリスの音楽会。
シューマンプロジェクトは、彼が熱心に啓蒙している「シューマン」にちなんだ企画で、いわゆる普通の演奏会のほかに、子どものための演奏会や、公開マスタークラスとか講義付きの演奏もあったりする。僕が行ったのは、室内楽の演奏会。
ちょっと変わった趣向で選曲されている。
クララ・シューマン作 ピアノ三重奏曲
ヨハネス・ブラームス作 ピアノ四重奏曲
ローベルト・シューマン作 ピアノ四重奏曲
この三人の室内楽曲を取り上げたんだな。
題して「シューマンと愉快な仲間たち」
あれ?ちがったかな。
面白いと思ったデス。
なかなか聴けないものを聴けたので。
ブラームスのピアノ四重奏曲が、一番満足度高かったなぁ。
あとの二つは、ちょいと退屈しました。聴き所がないわけではないのだけどね。
三重奏は、バイオリン・チェロ・ピアノ。均衡しやすいのか、こじんまりとしてしまうというか、平坦になりがちなのかも。
ところが、ここにビオラが加わると、力関係が複雑になって、人間同士のもつれた感情が、醸し出されてくる。
こういうのは、ブラームスが得意なんだよね。
弦楽四重奏とは、またちょっと違うんです。ピアノがあるっていうのがね。
みなさん、お上手でしたから、聞いていて不安になるようなことはなくって、いや、むしろ「そんなに盛り上がっちゃって、大丈夫ですか?!どーどーどー」みたいな気持ちにさえなるのでした。
バイオリンのひとなんかは、立ち上がらんばかりの勢いにまで達していましたからね。イッサーリスも髪を振り乱して応戦してましたね。
ま、立ち上がることに関しては譜めくりの人が一等賞ですがね。とれびあーん。
ああ、くだらないことを書いてしまった。
とにかく、そういう……ミスがないのが当たり前な演奏を聴いた後で、自分のとこのオケのレッスンだったりするのです。拷問です。しかも第1バイオリンはひとりだったりしたわけです。
その精神的なダメージを今日の、まさにいまこうして文字にしてたたき出すまでは鬱憤として溜まっていましたよ。ようやくすっきりしました。
たまには、こんな気分で書きなぐりたいこともあったりするんです。

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