忘れることで、学びが深まる

 ただ面白がっているだけなのに――学ぶつもりがないのに――学びが広がって、深まっていってしまう今日この頃。毎日が楽しくてしかたない いちろーた(@ichiro_)です。

 今日は、所属しているアマチュアオーケストラの演奏会に向けて、バイオリンの練習をしていました。楽譜を見ながら、楽器を奏でるのですが、なかなかうまくいかない!指はもつれる、イライラしてくる。

 「こんなふうに《うまくいかないとき》は、どうするんだっけ?」……自分が記事に書いたことって、忘れてしまうものですね。凡人ですからしかたないんです。「何かを忘れてるんだな」ってことを思い出せたらそれでオッケー。

 何を忘れてたかというと、たとえば「長さ」……弓・腕・首・脊椎・足とか。あとは、自分を構成しているものや、自分が触れているもののサイズや質感。

 知識を仕入れたら、いったん忘れてしまおう。必要なときには浮かび上がってきてくれる。浮かび上がらせてくれるのが、いわゆる無意識の働きってやつだと思う。

 記憶術というのがあるけれど、あれは、記憶の出し入れに特化した技術なのだろうとおもう。ほんとうに必要なことは、おのずと現れる。自分の切羽詰った要求、責任感といえばいいかな。危機意識のようなものがサポートしてくれるように感じます。

タイトルとURLをコピーしました