良い楽器は見ただけでも分かるといいますが、これは本当なのでしょうか?
最後に、楽器を選ぶ上でのアドバイスです。
1.自分の予算(または楽器の使用目的)をはっきりとさせ、自分に認識させる。
2.「値段や名前に惑わされないぞおっ!」と、自分に言い聞かせる。
3.まずは目で見て(ラベルなどは見ない)、純粋に綺麗な楽器、引きつけられる楽器を選ぶ。
4.次に実際に弾いてみて、音の気に入ったものを残す。
5.値段などを考慮の上、1本に絞り込む。
ほとんどの方(プロの演奏者も含めて)は、3.と4.を逆に行ってしまうのです。これは最もいけません。というのは、いったん音が気に入ってしまうと、ついつい状態の良くない(例えば健康状態が悪かったり、作品の質が低かったり)楽器でも許してしまうのです。