東京マラソンを気持よく完走しよう~パフォーマンスの差を生む靴下の選び方

東京マラソン/Run

前回の記事では、「靴下がなぜパフォーマンスの差を生むのか」を説明しました。

マラソンの雨対策として、レインウェアを用意する人は多いのですが、足元のことは忘れてしまう人は多いようです。
今回は、「実際に、何を基準に選べば良いのか」ということについてです。


◎「肌着は汗を吸う綿がいい」って本当?~素材で選ぶ

肌着に綿を選ぶのがいいのは、汗をかいたらすぐに着替えられる場合です。
マラソンではスタートからゴールまで着替えするわけにはいきません。

「途中で着替える」「着替えを持って走る」ということもできなくはないと思いますが、走るなら荷物は減らしたいですよね。走ることに専念したいですから。

……でも、汗はかくし、雨が降るかもしれない
だったら、汗をかいてもいいようにすればいいし、雨が降っても(降らなくても)いいようなものを最初から身につけておけばいい話です。



◎「靴の中でシワになる」「つま先にすぐ穴が開く」~編み方や縫製で選ぶ

身につける衣類の中で最も過酷な状況にさらされるのが、靴下です。
しかし、スポーツウェアとして注目されることが少ないように思います。
人目にふれることが少ないためでしょうか。

足の裏はとても敏感です。靴の中に、小さな砂粒ひとつでも入っても気になってしまうくらいデリケートな感覚があります。ためしに、違う種類の靴下をはき比べてみると、肌触りや圧迫感がそれぞれにちがうことを感じとることができます。

こうした違いは、素材だけでなく、編み方や縫い方という製法上の違いです。これが大きな快適性の違いとなります。適材適所で作られた靴下であれば、いつまでも履いていたくなるようなフィット感を得られます。

ですから、靴下に良いものを選ぶと、本当にパフォーマンスが変わります。




▼部位別に細かく編み方が違うのがこれ。ウールを使ったハイブリッド素材が気持ちいい。
by カエレバ
▼5本指派も選択肢が増えてきました。
by カエレバ

▼一歩一歩が学びの連続。走ることから見えてくる人生の面白さ。
ランニングを極める アレクサンダー・テクニークで走りの感性をみがく

マルコム・ボーク,アンドリュー・シールズ 春秋社 2009-12-02
売り上げランキング : 350865

by ヨメレバ

タイトルとURLをコピーしました