【弓の持ち方・その2】~手のひらが動ける?!だったら、どうすればいいのさ?

Violin上達しよう

骨格模型ヘンリーくんと、いちろーたの写真

 全3回シリーズでお届けする【弓の持ち方・超入門】です。今回は第2回目です。



 弓の持ち方3ステップは次のとおりです。

  1. 弓を招き入れるために……
  2. 手のひらが動けて……
  3. 指先は包むことができる

 今回はステップ2「手のひらは動ける」についてです。

「手のひらは動ける」??

どこからどこまでが指なのでしょうか?
そして、それぞれの指はどのように動くことができるのでしょうか?

 多くのバイオリン奏者は、手首と指に関して誤解しています。指の骨は、手首の細かな骨と相まって、手のひらを形作っています。なるべくなら、正確な骨格模型を手にとって確かめてみてほしいところです。

 ご自分の手を観察してみるのもよいかもしれません。反対側の手で撫でたり、押したりしながら、どの位の大きさの骨が、どんな方向に動くことができるのかを探ってみてください。

 どんなことがわかるでしょうか?注意深く指を動かして観察すると、手のひらにも動きがあるのがわかりますか?

 見た目での指の付け根は、本来の指の付け根とは違います。じつは、手のひらも指の骨がつくっていたりします。手を握ったときに、手のひらや手の甲は微妙に形を変えて力を作り出しています。このことに気づくと、ボウイングが激変し始めます。

【弓の持ち方・その3】~手のひらが動けて、指先は包むことができる


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