【弓の持ち方・その1】~型は何でもいい、弓を招待してみよう

Violin上達しよう

公園のベンチに腰掛けて、バイオリンを弾くいちろーたの写真

 今回から3回シリーズで【弓の持ち方】を考えます。

 私が弓を持つときに次のように考えています。なかなか役に立つんですよ。

  1. 弓を招き入れるために……
  2. 手のひらが動けて……
  3. 指先は包むことができる

持ち方は手段=どう持ってもいいよ!

 弓を持つために、決まった型はありません。やりたいことがやれるなら、どう持ってもいいんです。

 では、弓を持つのは、なんのためでしょうか?

目的は何?=弦をこする

 弓を持つのは、なんのためでしょうか。それは、【弦と、弓の毛をくっつけて、こする】ためです。これができるなら、どうやって持っても良いのです。

初めに思い出してほしいこと=弓を招待する

 弓はどう持ってもいいんです。でも、持とうとする前に気をつけてもらいたいことが、ただ1つあります。それは、《弓を私自身の世界へご招待する》と思って欲しいのです。

 弓があります。それはどんな弓なのか。どんな長さがあって、自分の頭からどれくらいのところに居るのか。どれくらい手を伸ばせば迎えに行けるのか。もしかしたら、足を何歩か運ぶ必要があるかもしれない。弓のどのあたりを、どうやって持ち上げれば、こちらの歓迎している喜びを伝えられるだろうか……などなど思い描いてみながら、弓のお迎えに行きます。

 あるいは、別の方法も役に立つでしょう。……招待者は右手。弓のお出迎えには、左手をお使いに出してみましょう。そして、主人である右手の前までご案内します。

弓を持つための3つのアイデア

 最初のステップ「弓を招待する」はここまでです。

 次のステップは「手のひらは動ける。だったら何?どうすりゃいいの?」です。

  1. 弓を招き入れるために……
  2. 手のひらが動けて……
  3. 指先は包むことができる

「【弓の持ち方・その2】~手のひらが動ける?!だったら、どうすればいいのさ?」へ続く


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