「選曲、レパートリーの組み立て方」~好きなことから離れてみてもいいんじゃない?

 こんにちは、いちろーです。

高校生になってからバイオリンを習い始めて、趣味として演奏を続けながら楽しんでいます。
このブログは、バイオリニストのためのアレクサンダーテクニークを紹介するために、私自身の悩み解決を軸にして書きためています。
演奏会や発表会、レッスンやリハーサル、様々な現場のスキマ時間で話しかけられます
「あなたには、この曲をやってみて欲しい」
「技巧的なものより、じっくり聴かせるものがいいわよぉ」
「さっきのはよく知らないから、私の好きなこの曲をやってほしいね」
そこで、今回は「選曲、レパートリーの組み立て方」について。


次の演奏会で何をやるのがいいだろうか?

これから先、どんな曲をレパートリー(持ちネタ)として身につけたら良いのだろうか?
ずっと答えを探しています。 
でも、答えなんて見つからなくていいのかもしれません。
だって、私は音楽を趣味でやってるんですから。
「ひとさまに喜んでもらえたらラッキー!」なんです。
喜んでもらわなくちゃ!
喜ばせなきゃいけない!
あなたの演奏を聴くのは誰?
喜ぶかどうか、どんな反応をするかを決めるのは誰?
聴いた人が、どんな反応をするかを強制したい?
じゃあ、自分にできることは何?
自分が「いい!」と思ったことをやる。それだけじゃないかな。
そう思います。
レパートリー(持ちネタ)をどんな順序で身につけていけばよいのか。
正しい順序なんてない。
そのときに関心が向いたものをやってみたらいいのではないでしょうか。
やってみて「うわ、難しすぎる」と思ったら、誰かに助けてもらえばイイ。
「それをやるなら、まずこっちをできるようにしてご覧なさいよ」と、親切な助言として言ってもらえる場合があります。助言をそのまま受け取ってもいいし、気に入らないなら理由くらいは引き出しておきましょう。せっかくの、その人の発想の源――経験に基づく知恵――だけでもいただこうではありませんか。
他人からの助言というものは、自分自身の嗜好(志向、指向…)を超えたところからやってくるので、世界が爆発的に広がるきっかけになることが多いです。
逆に、「その曲は、前にもさんざんやったのに」という場合もあります。
特に名曲とされるものから得られる学びは、奥深く広がりもあります。
ひとつの素材から、あらゆる音楽に通じる極意のようなものを得られることがあります。
ふと思い出しました。
難しい曲というのは、できないということではないんです。
分かりにくいというだけなんです。

わかれば、できますよ。
これが、私の先生から教わった、ひとつの極意です。
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