メンデルスゾーンはかく語りしや~しゃけのバイオリン日記[2006-11-05]

音楽の思い出・記録

しゃけです。こんばんは。
実家で、ひょんなことから母の昔語りになってしまいました。
親の話にじっくりと耳を傾ける秋の夜長もいいものですね。こんなスタイルの親孝行もありですかね。
さて。
今日は早番。寝坊してしまいましたが、出勤は間に合いました。その代わりというか、とんこつラーメンを昨日食べたせいというか、腹が下りまして。
そんなこんなで、なんとか早番は無事終了。
そのまま夜の練習に向かおうとも思ったのですが、汗臭いので一風呂浴びていくことにしたです。汗には何種類かあるそうです。臭い汗と臭くない汗ってあるんだそうですよ。精神的なストレスからくる発汗は、においが強いと聞き覚えがあるのです。
「手に汗握る」とかいう汗ですな。
足の裏にかく汗もその類ではないでしょうか。渋滞でいらいらする運転手さんや、追い越し車線が案外混んでいてスイスイぶっ飛ばせなくて前の車をギリギリまで煽っていたら急ブレーキ踏まれてびっくりしたとか、そういう汗のことです。
介護の現場で働いていると、いやな汗を書くことが多いんですよ。それは、ムッとくる一言だったり、カチンとくる一言だったり、確かにその通りですという尤もな指摘を受けたりしたときの汗ですな。
今日は、事故を見てしまったという嫌な汗でした。
さて、なかなか本題に入れませんね。
そんな嫌な汗を流してから、練習に向かいました。会場の使用申請は18時からだったのですが、18時ちょっと前に着いたら、ホルンの音が盛大に鳴り響いています。だいぶ人が揃っているようです――はたして部屋に入ると、ホルンはレッスンの先生でしたてれちゃうバイオリン僕だけ、コントラバス3人、ホルンひとり、クラリネット……。
あらら、と思って楽器を出している間に、人が増えてきたから良かったです。
多忙な間隙を縫って集まってくださるみんなには、本当に感謝しているんです。でもついつい、「レッスンには来てくれよ」と言いたくなる。
ああ、本題がまだでした。本題は、練習そのものじゃなくて、帰り道の電車の中でのお話。
ひとつは、結婚式とか披露宴とか、その手の宴会の帰りであろう華やかなイデタチでくたびれた感じの人が多く目に付いたなということ。
もうひとつは、車内で延々とボウイング談義をしていたということ。「最近、弓が手にフィットしないような感覚があるんです」という悩みを肴に、鉛筆やらボールペンを取り出して、指をくねくねしたり、ペンを床に落っことしてしまったり、車内の同乗した皆さんに物珍しいやり取りをお見せできたかなと、自負しております。
以上です。
あ、肝心なことをもうひとつ。
レオニード・コーガンがソロ・バイオリンを務めたメンデルスゾーンの協奏曲を聴きました。彼の演奏をDVDで見たときには「なんて窮屈そうな格好で演奏するのだろう、この人嫌い!」と嫌ってしまったのです。が、iPodで目隠し的にいろんな協奏曲を立て続けに聴いていて「いいかも」と思ったのが、レオ君の協奏曲でした。
ちなみに、彼は名前の通り、男です。
あともうひとつ。
その直後にプレイリストに載っていた諏訪内女史の演奏は、僕はやっぱり好きです。ショーソンの詩曲とか、フランス物っぽいアルバムだったかな。ジャケ買いしたCDなんだけどもイヒヒ
えーっと、メンデルスゾーンは、オケのそれぞれのパートがもっと緊密に絡み合うように、しむけたいなぁ。
うーん、何が本題なのか見失ってしまった。しゃけでした。

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