格安ヴァイオリンを使うことで失われる3つの感覚…

初めてのバイオリンにどんなモノを選べば良いのか、悩むところです。
そして、相談を受ける側としても、悩ましい問題です。
格安のバイオリン、たしかにバイオリンの形をしています。
格安の弓、たしかに弓の形をしています。
私の師匠は、楽器選びについてこんなアドバイスをくれたことがあります。
「楽器を選ぶうえで大切なことは、予算を決めることです」
これを聞いて夢がないことを言ってくれるなぁ、と思ったものです。
けれど、よくよく考えてみれば「買う」ためにはお金を用意することになります。私なりに解釈してみると
「●●円を超えたら、どんなに気に入っても買わない」
という覚悟を決めるということなのです。
さて、こんな記事を見つけました。
格安自転車を使うことで失われる3つの感覚:松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」

良い道具を使いこなすことで使い手の能力が引き出され、同時に使い手が道具の良しあしが分かるようになっていくという循環が大事なのだ。

良い道具を選ぶこと自体が、自分の才能を磨くことになるのだと思うと気が引き締まります。

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