GTD+R

GTD (Getting Things Done)
ここ最近、目にすることがぐいっと増えた言葉の一つだろう。
『Getting Things Done』という書籍から広まった概念だ。
僕なりの解釈では「やりたかったのを、漏らさずやり尽くす」ってことだ。過去形を使ったのには意味があって、僕なりの理解を盛り込んだつもりだ。
やりたかったことをやるためには、何をやりたかったかとどめておく必要がある。
人生を生きているといろんなこと―やりたくなくても、やらざるを得ないこと―も降り掛かってくる。やりたかったはずのことは、いつの間にか埋もれてしまうのだ。
昨日購入した雑誌に、「GTD+R」という手法が紹介されていた。
GTDの実践にあたってメモ帳(RODHIA No.11のような)を使うので「GTD+R」と命名されている。
「GTD+R」のキモは、カードゲームとして「上がり」を目指すスタイルにある。
一般的なGTDでは、最初の段階で、《やりたいこと/気がかりなこと》をリストに書き出すことになっている。
いっぽう「GTD+R」では、リストに書き出すのではなく、一つ一つの項目を一枚ずつカードに書き出すんだ。
GTD+Rではリストを作らないので、あとで振り返った時に「ここから始まったんだ」という記念碑を残せないことになる。しかし、GTDの目的は、「やりとげる」ところにあるのだと覚悟すれば、あきらめがつくというものだろう。
レビューなど、節目ごとに記録を残していけばいいかもしれない。

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