20080406:練習メモ:先輩のひとこと

都内の、とあるスタジオ。
テレビの収録や、舞台稽古などで有名な芸能人を見かけることが多い。
練習のひとときに、ある先輩が語っていたこと。

下手なら、下手なりでもいい。
大事なのは、いざというときに「私がやります!」と持って出られる演奏を、いつでもできるようにしておくこと。
そのためには、まず「これだけは誰にも負けない」と言えるだけのものを、ひとつの作品を作り上げること。
そうして、ひとつできたなら、さらにひとつ、と積み重ねていけばいい。

とおっしゃっていた。
下手なりに、というのは他人と比べるなともいえよう。
しかし、現状に甘んずるなということだな。
研究をおこたるなということ。
そして、ひとり思索する。
音楽は、時間と空間の芸術だ。
いったい時間とは、なんなのか。

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