切実な質問を目の当たりにした。
どうして人を殺してはいけないのですか?
壊した物を元通りに戻せるのか。戻せるのならよい。戻せないのに、なぜ壊すのさ?
以下、読んだ本からの抜き書き。
戦争ほど、残酷なものはない
戦争ほど、悲惨なものはない
だが、その戦争はまだ、つづいていた。
愚かな指導者たちに、ひきいられた国民もまた、まことにあわれである。
戦争は、人殺しである。
生命を破壊するのが、戦争だ。
私たちは、なぜ生まれてきたのか。
死んでしまうと決まっていながら、生まれてきたのはなぜなのか。
どうせ死ぬと決まっている、と殺してもいいのか。
ならば生まれてこない方がよかったのか。
生きているという実感、クオリア。
21世紀は平和の世紀だという。
平和とは何だろうか。
何ものにもおびえず、おびやかされずに生きること
……かなぁ。
平和のために、私たちは何に注力すべきなのだろうか。
教育は、おなじ鋳型の機械を作るのが目的ではない。人間を作るところに、教育の重要な意義がある
人格形成のための技術が、まさしく教育である
すぐれた教育理念を根底に持ち、独創的な教育技術を身につけた教師は、ぐいぐい生徒を引っぱっていくことができる。そうした教育者から、ものごとを認識する訓練を受け、いつしか人格の高みにまで導かれた人は、まことに幸福者であるといわなければなるまい。
一切の修養の大本(おおもと)は「丈夫」になること、男らしい身体を持つことだ。「丈夫」になるのは一心に「丈夫」に俺はなると先ずきめて、さてどうするかは、後は自分の工夫だ。
―あわてるな、あせるな。じっくりやるんだ。どうしてもやるんだ。
―闇が深ければ深いほど、暁は近いはずだ。