いい演奏は普段の暮らし方から生まれる!?

いい演奏をするためにできること。それは練習だけではありません。むしろ、練習以外のところにいい演奏を生むための勘どころがあるのではないでしょうか。
心身の状態をよりよくしていくことが、いい演奏には大切だと思うからです。音楽には人間性が現れるともいいますし、練習だけじゃなく普段の生活を振り返って、「ここを変えると、よくなるかも!」という発見をしていきましょうね。
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「今日の晩御飯、何にする?」
「何でもいいよ」
あなたはこんなやり取りしていませんか?幸福というものは、こういうささやかな無責任から逃げていきます。
何に対する無責任だかわかりますか?
「(晩御飯は)何でもいいよ」
という何気ない返答は、あなたが人生に無責任であることを表明している重大なひとことなのです。幸福追求権の放棄だったんですね。
「何を食べる?」
という質問の背景はいろいろあるでしょうけれど、「たまには外で食べようか?」とか「こないだ買った○○は、まだ残っているかな?」とか、自分の関心を少しでも育てられるような言動を工夫していきたいものです。
●「本当にやりたいこと」を大事にする
「本当にやりたいこと」を追求することは、ストレスとは無縁です。むやみやたらに欲望を追求するのとは違うのですが節度ある贅沢とでもいいましょうか、いい表現が思い出せませんが。幸せな生き方というのは、「本当にやりたいこと」を見出して、力を注ぐってことなのかなと思ってます。
さまざまな宗教・哲学は、「生き方」「いかに生きるべきか」を説いていますが、結局は「この世にあるストレス源から心身を守り、生き抜くこと」が根本にあるのだとおもいます。どうでしょうか。
●人生の優先度4分類
あなたに降りかかってくる出来事はいろいろありますが、おおざっぱに言って2種類に分類できると思います。4分類といっておいてアレですが。
(a)「生きるために重要」
(b)「生きるために重要ではない」
「必要かどうか」ではなく「重要かどうか」なんですね。
また、人生は時間でできていますから、すぐやるか・放置するかを判断することが必要ですね。ということで、次の4分類になります。
(a1)「重要かつ緊急」
(a2)「重要だが緊急でない」
(b1)「重要でないが緊急」
(b2)「重要でなく緊急でない」
さて、あなたの人生は(a1)~(b2)で言うと、どの出来事に最も多くの時間を使っているでしょうか?
優先度をこのような4分類にする手法は、とても有名ですね。「7つの習慣」など、多くの成功法則セミナーなどで初めに教わることです。
人生とは時間の使い方をどう選んだかによって形成されます。ですから、自分自身の行動を選択するための指針を持つことが必要なんですよね。
もっとも、指針を持っていても、どこを目指すのかは自分で決める必要があります。誰も教えてくれません。
だからこそ、自分のやりたいことを根気強く見つめて、大切に育てていきましょう!

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