「千年前も千年後も空はこうして空のままだ。いま、お前の体が動くなら、戦え――」
当時、僕はそれを神の声だといって大騒ぎしていた
『僕』とは、山田玲司（やまだれいじ）さんである。
聞き覚えのあるお名前だったが、どこで聞いたお名前かまったく思い出せなかった。
現在「週刊ヤングサンデー」で対談漫画『絶望に効く薬』を連載中。過去の作品は『Bバージン』『ゼブラーマン』で有名だと。
自称「生物オタクで元バンドマン」だって！
……なんて素敵なキャッチコピーだろう。
僕も自分のことを一言二言で言い切ってみよう。
そういえば、冒頭の「空」のエピソード。トルストイの『戦争と平和』にも空を仰ぐエピソードがあったな。
非属の才能 (光文社新書 328)
山田 玲司
家電好きな人情派バイオリニスト。
夢はブロードウェイ進出と環境問題解決。
…夢は山田さんの真似をしてみました。自分の夢、わかりやすく伝える努力を今までやってこなかったな。
