脱・ヴァイオリン初心者!と題したシリーズでありながら、今回はクルマのお話です。
あなたは、バイオリンを使って何をしたいですか?素直に、浮かんだ答えを紙に書いてみましょうね。いくつでもいいんです。どんなものでもいいんです。
「やりたい」という気持ちが、すべての源です。
「バイオリンをやってみたい!」と思ったときのことを思い出しましょうよ。
あのとき抱いた情熱は、いまもあなたの胸の奥で静かに燃え続けているはずです。
ところで。
あなたは「ホンダ」「HONDA」と聞いたら、何を思い浮かべますか?
F1、バイク、アシモ……ドリーム号、カブ、シビック、ライフ、VTEC、CVCC、本田宗一郎……。まだまだありますね、きっと。
あなたが思い浮かべたホンダ(HONDA)は、どんなものだったでしょうか?
ホンダといえばお隣に住んでいる本田さんだよ!っていう人もいらっしゃるでしょうね。
ホンダNSX (エンスーCARガイド)
エンスーCAR本「STRUT」 エンスーCAR本「STRUT」編集部 2007-07
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ホンダは自動車を作っています。スポーツカーを作ることが大好きなメーカーではないでしょうか。気持ち良さやかっこよさを追求したクルマでもあるけれど、本質的には、卓越した運動性能を体現したクルマ。
運転者の意のままになるクルマ、それがスポーツカー。
でもよく考えてみると、自動車なら運転する人の思い通りに動くのは当たり前ですね。
このNSXは、よくできたクルマです。レーシングカー作りを本業とする「フェラーリ」社が、レース資金を稼ぐために作っているスーパーカー「フェラーリ」にまで影響を与えたと言われるクルマです。
快適性と運動性能とを高い次元でバランスさせるんですね。コストはなるべく無視する前提で。
残念ながらすでに生産中止となっているため、新車を注文することはできません。けれど、ホンダが思い入れを込めて作ったNSX。走り込んで、使い込んでくたびれてしまったNSXを蘇らせるための「リフレッシュプラン」という、修理コースが用意されてます。すごいんですよ。質に見合ったお値段です。
私はフェラーリ・オーナーになると決めていますが、それと同時に、このNSXオーナーにもなると決めています。このワクワクを持ちながら、今日もバイオリンの練習をしています。バイオリンでお金を稼ぐわけではないのですが、ワクワクしている自分にとって、目の前のつらいことが小さな段差でしかなくなります。軽く乗り越えていけます。
つらいフィンガード・オクターブもなんのその!!でございます。
どらいぶ・ゆあ・どりーむ♪
ああ、これはトヨタの企業コピーでしたね。
とにかく、夢を語りましょう。恥ずかしいことなんてないです。あなたの思いだけが、あなたを変えるんです。前へ進むには原動力が必要です。そして、進むためには目的地を定めることです。