バイオリン応援団*いちろーたのブログ

弦楽器奏者に役立つカラダのやさしい使い方をレッスンしています【自然な動きで弦楽器演奏を極める】がモットー。音楽活動のこぼれ話、Mac・iPhone、食べ物のこと書いてます。

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脱・ヴァイオリン初心者~初めの一歩のその前に……チューニングの練習をするには

   

バイオリン応援団にようこそ!
バイオリン応援団はあなたを全力で応援しますよ!
「絶対うまくなってやる!!」
「独学だけど頑張ってます!」
こらえきれない気持ち、
前向きな気持ちを後押ししますよ!!!
「毎朝5分の教え」を以前にご紹介しました。
うまくいってますか?
「毎朝5分の教え」を読む(バイオリン応援団)
「毎朝5分」でできることには限りがあります。たったの5分で、あれもこれもと欲張ってしまうと、何からやろうか考えているだけで5分が過ぎ去ってしまいます。
この5分間を有効活用するために、大事なことがあります。
それは、習慣化ということです。
メジャーリーグでますます活躍めざましいイチロー。
彼が、バッターボックスに向かい、相手ピッチャーに「いつでも投げていいぞ」の無言のメッセージを送りつけるまでの、一定した動作があります。
好不調の波があっても、この一連の動作(「シーケンス」とか「シークエンス」という用語があるそうです)を崩さず、一定のものとするよう意識しているといいます。
イチローは意識して一定の準備行動を行い、繰り返してきたことで、どんな状況下であっても周囲の出来事に振り回されずに、打撃に集中していくことができるわけです。
なぜ、こんな話をしたかというと……、
高校生のオーケストラで教えていてとんでもないことに気づいてしまったからです。何に気がついたのか。それは……
準備が遅い人は上達も遅い
ということなんです。
バイオリン演奏をしようというあなたと私にとっては、「楽器ケースを開けてから演奏準備完了まで」…を何も考えずにできるようにする、という形でイチローの流儀、イチローのようなスタイルを作り上げて身につけていきましょう。
あなたに早速質問です。
楽器ケースを開けてから楽器の演奏を始めるまで、あなたは何をしていますか?
もしあなたがビデオカメラを持っているなら、自分の練習をビデオ撮影してみるといいでしょう。楽器ケースを開ける前から撮影開始するのがポイントです。
私はビデオカメラを持っていないので、自分の普段の練習を思い出しながら書き出してみました。

楽器ケースを開けて…
肩当てを取付けて…
弓の張り具合を確かめて…
松ヤニを塗って…
楽器を構えて…
音を出す…
さぁ、練習開始!

これが、私の練習開始までの準備です。
えっ?!チューニングですか?(^^;
まず音を出してみて、チューニングはそれからです。
チューニングが、いちばん最初の練習なんです。
さておき、無駄なことをやっていないか、毎回時間がかかってしまう作業がないか、見直してみるといいかもしれません。
もう一度書いておきます。
準備が遅い人は上達も遅い
誤解を避けるために言いますが、急いで準備しろということではないのです。あなたの準備に専念しましょう、ということなんです。余計なおしゃべりや、手を止めての考え事はやめましょうということです。

楽器ケースを開けて
……『新しい楽器ケース欲しいなぁ』
肩当てを取付けて
……『肩当てなしのほうがいいって本当かしら』
弓の張り具合を確かめて
……『そろそろ毛替えしなきゃ』
松ヤニを塗って
……『この松ヤニ、ずいぶん長持ちしたなぁ』
楽器を構えて
……『あ、弦が錆びてきてるじゃん、やべー』
チューニングして
……『ああ、なかなか合わないや。むずかしいなぁ』

あれこれ考え事を始めると、練習を始める気にならなくなっちゃいます。ただし、「あれこれ考えをめぐらせて楽しむのも、バイオリンの楽しみのうちだ!」と言われてしまえば、何も言い返すことはありませんけども。
あくまでも、練習をスムーズに始めるための方法を考えたいのです。

楽器ケースを開ける…『弓、折れてない。楽器、弦切れてない』
肩当てをつける…『駒、立ってる。魂柱、倒れてない』
弓を張る…『ちゃんとネジ回る』
松ヤニ塗る…『切れ毛チェック。あ、切れてる(爪切りでプッチン)』
楽器を構えて…『よし、今日もいい感じ』
さぁ、とりあえず音を出しましょう!

さて、前置きが長くなりすぎました。
今回は《初めの一歩のその前に……チューニングの練習をするには》です。
チューニング。日本語で調律といっていますね。「糸あわせ」という先生もいたりして。
楽器の演奏は、楽器のチューニングから始まります。
チューニングは、次のようにやります。

基準音を鳴らす
楽器の音を鳴らし、比べる。
基準音と比べて、楽器の音が低ければ、楽器の音を高くする。
基準音と比べて、楽器の音が高ければ、楽器の音を低くする。
基準音と、楽器の音と、同じ高さの音になったらチューニング終了。

基準音にはA音「ラ」を使います。周波数でいうと440Hz前後です。
基準音を鳴らすには、いくつか方法があります。
・音叉(おんさ)を叩く
・鍵盤楽器の「ラ」を鳴らす
・チューナーで鳴らす
・誰かに楽器で鳴らしてもらう
うーん、チューニングのやり方を書くのに、これだけ手間取るとは思いませんでした(^^;
参考になるリンクを挙げておきます

普通はチューニング自体ではなく、音楽を弾くことが目的です。チューニングでつまずいているよりも、どんどん音楽を弾いた方が良いとわたしは思います。否定的な意見もありますが、最初はチューニングメーターを使用し、弦をはじきながら一本ずつ合わせる、ので構わないと思います。
「チューニングのやり方(実践編)」(バイオリンがわかる)

緩める方向で合わせようとすると、弦のたるみや、ペグの性質によって、徐々にチューニングが
下がっていってしまいます。締める方向で合わせていくと、そのようなトラブルがすくないのです。
チューナーを使う/カウチギター

で、肝心のチューニング練習方法ですが……
「チューナー」とか「チューニングメーター」という機材を使うのが簡単です。
この練習は、バイオリンA線の開放弦で行います。
440HzのA音に合わせる
442HzのA音に合わせる
これを繰り返します。
えーっと、これだけです(^^;
もうちょっと書きましょうね。
基準音(442HzのA「ラ」をチューナーや音叉、あるいは楽器で鳴らしつづける…
…鳴っている音をききつつ、
…自分でA線開放弦を鳴らしつつ、
…開放弦の音が低ければペグを締め上げ、
…開放弦の音が高くなりすぎたらペグを緩める
ということです。
2つの音の高さが同じかどうかを聞き分けるには、「うなり」を聞き分けます。
うなりを聞き分ける、といってピンとこない場合はこちらのリンクページの下のほうに、実際のチューニングの様子が紹介されていますから、参考にしてみてください。
チューニングの鍵「うなり」を体験するリンク
「チューニングのやり方(実践編)」(バイオリンがわかる)
もっといい練習方法があれば教えてくださいね!
ぜひぜひ。
●解説が必要そうな用語
チューナー
音叉
キャリブレーション
Hz
基準音
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