ふだん乗りなれたはずの電車なのに、ある日突然、窓の外の風景に心奪われてしまった経験はありませんか?
「出張になると、ふだん乗れない電車を乗れるように経路設定する」というのは、きっとわたしだけではないですよね?
そんな気持ちをわかってくれるあなたにオススメな本『地形と鉄道』をご紹介しますよ!
たとえば、相模線は凸凹がすごい!関東ローム層を切り開いたけもの道のような線路があるかと思えば、ひろびろとひらけたこんな風景もあるわけで……
『地形と鉄道 「絶景」路線の旅』では、東京を飛び出し、日帰りで行ける近郊の路線を取材しています。関東ならではのダイナミックな地形が楽しめます。ゴールデンウィークに鉄道旅、なんていかがですか? 写真はJR相模線。かなりの凸凹旅してます! pic.twitter.com/MN9251wJ0E
— 太陽の地図帖 (@taiyonochizucho) 2014, 4月 21
「扇状地」「峠」……そんなことはどうでもいい!
地形図や道路図を読むだけでハイになれる悟りを得た人も、ドボ女さんや鉄女さんには多いでしょうけれども、そんな人を相手に論争をしようというのは無謀なものです。いろんな楽しみ方があっていいと思うんです。
ボクなんかは色がキレイだなとか、カタチがおもしろいなとかくらいしかわからないわけです。「こんな風景のなかに、どうしてこういう線路を引いたのか。オレならこうしてみたい!」とか「こんな物をこんなところに作ったのはどうしてなんだ?いくらかかっているんだ?どんな手順で工事を進めるんだ?」とか、自分なりの切り口で風景写真を眺めていると、あっという間に日が暮れて夜が更けてゆきます。危険ですね、この手の本はボク大好きなんです。
太陽の地図帖最新刊、今尾恵介監修『地形と鉄道 「絶景」路線の旅 東京日帰り14コース』が発売。JR横須賀線、京浜急行本線、湘南モノレール、江ノ島電鉄他、東京近郊のバラエティ豊かな地形を紹介。http://t.co/hM15dszYLt pic.twitter.com/IEND8gDfOa
— 平凡社 (@heibonshatoday) 2014, 5月 7
そんなわけで、ドボ女さんや鉄女さんと心通わせてみたいという人も、そうではなく、単純に鉄道のある風景が好きな人にもオススメな一書です。この手の本はピンときたら買っておきましょう!(あとで買おうと思っても二度と買えないものですよ)
結局、景色に見とれてデートをおろそかにしてしまういちろーたであります……。