晴れても浮かない僕のチモチ。

音楽の思い出・記録

しゃけです。
先輩が結婚しました。おめでとうございます。
というわけで、演奏してきました。
披露宴、そして、2次会。
余興ではある。
が、お祝い。祝賀演奏であり、瑕疵などあってはならぬのです。
ぼくの顔つきは、お祝いとは程遠いものだったことでしょう。
果たして演奏はどんなものだったのか。
自分では満足の行く出来ではありませんでした。
「いやー、感動しました」との声は聞いた。たしかにそういう声は聞きました。
ひとり、見知らぬ土地で、魑魅魍魎のような野郎ども(失礼てれちゃう)の中に放り込まれた新婦さん。そんな新婦さんにとって、ホッとしてもらえるような、「あ、これ好きなのよ~、うれしい!」と思ってもらえるように、との願いをこめての私たちの演奏でした。というか、そのつもりでありました。
が、終わってみると、ちっとも満足感が湧かないのです。
高揚感みたいなものもない。
このごろ、演奏をするたびにそうなるんです。
「なんだ、こんなの」
「おれ、なにやってんの?」
演奏中は、ただ夢中。本当に無我夢中になっている。
あ、無我夢中だからいけないんだ。
無我夢中だから、現実に戻って、がっくりしてるのかな。
音楽の喜び
人生の喜び
べつに、爆発じゃなくていい。
ただ、静かに燃え続ける炎や、滔々と流れゆく川のような、自分のなかの命の鼓動が……。
うーん、そういうものが、なんつーか、うつろになっちゃっているんだな。
そんなわけで、ダウン気味です。いや、ダウンだな。
明日から、また仕事だ。日曜日だから、シーツ交換だろうなぁ。ひとり黙々とやるシーツ交換。それよりは、「合唱クラブ」でひたすら声を出し続けているほうが、たとえ歌が下手な僕であっても、気が晴れるってもんだ。
長い一日だったね。お疲れ様>おれ

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