レッスン・発表会でiPhoneやiPadを使ったビデオ撮影や録音をすることが当たり前になってきました。そこで気をつけたいことが3つあります!3つとも対策してますか?
- なにそれ!「撮影可能な上限に達しました」
- 「えっ?録画中はバッテリ残量が見えないじゃん!」
- まさかの録画ミス!電話着信で録画中断!
今回は最終回。3つめの「電話着信したら録画中断しちゃうじゃん!」について……
iPhoneは電話だという罠
みなさん、忘れがちなことなんですが、iPhoneは電話です(キリッ
電話が着信すると中断するものが2つあります。それは「動画撮影」と「ボイスメモ」です。この2つは、電話着信によって中断というか、終了させられます。
対策 その1「機内モードにする」
動画撮影や録音を中断されたくない場合は、迷わず「機内モード」をONにしましょう!
iPhoneを機内モードにする方法(YouTube動画)
対策 その2「電話をもうひとつ持つ」
機内モードで電話が繋がらなくなるのが困る人は、単純にもうひとつ電話専用機を持ちましょう。そういう選択肢もあるのですよ。
最後に!iPhoneは結局のところ電話というコミュニケーションツールなのね!
3回シリーズの記事を書いてみてわかったのは、iPhoneやiPadは「目の前のやりたいこと」を「なるべくその場でシェアする」ために最適化されているということ。
たしかによくよく考えると、録画をはじめとして動画撮影・動画再生に関しては、「ながら」が前提になってないんですね。動画をどっかの誰かに見せたいならFaceTimeで見せたり、Ustreamだってある。あくまでも「iPhone」が名前のとおり、電話であるからなのでしょう。
そう考えると、1時間や2時間あるレッスン・ワークショップを動画撮影して編集したり、DVDなんかを作成して配布する……そう分かっていて動画を撮りたいという具合に、あらかじめやりたいことが決まっているなら、それ専用の機材を用意してしまうほうが手間ヒマも実は少なくてすむんじゃないかなと、思うにいたりました。
おさらい。3つの注意点
そんなわけで、ビデオカメラとしてのiPhoneを使うのであれば「データサイズの上限がだいたい40分で訪れる」「録画中の電池残量はリアルタイム確認不可」「機内モードで中断を防ぐ」という3つに気をつけて、iPhoneでどこでもムービー撮りを楽しんじゃいましょー!
結局、時間管理は自分でね!
レッスンやワークショップ、発表会でも演奏会でも、運営する側であれば時計は必携です。自分用と貸出用の2つを用意しておくのがおすすめ。どちらにしても懐中時計をひとつ持っておくと便利です。
自分が携帯するには腕時計か懐中時計がいいでしょうね。受付に置いておくなら文字盤アナログ式のトラベル用めざまし時計、講師の演壇や指揮者の譜面台用には懐中時計か腕時計くらいがいいでしょうね。